承認回数とは?
承認回数(しょうにんかいすう)とは、ビットコインの取引において、取引が取り込まれたブロックチェーンのブロックの後に、新しいブロックが組み込まれた回数のことです。すなわち、承認の回数です。一度承認されると、ブロックが追加される度に承認回数が増えて承認の信頼性が高まります。
承認回数のカウントの仕方と安全性
一度取り込まれたブロックを1として、新しいブロックが追加される度に承認回数は増えていきます。ビットコインの取引は承認回数が増えるほど安全とみなされ、その取引が消えてしまうリスクは低下します。
ゆえに、安全性の観点から「承認回数が〇〇回でなければ取引完了としない」としている取引所もあります。例えば、承認回数が6回以上であれば取引完了になる、といった取引所があるということです。承認回数が6回ということは、取引が一度承認された後にブロックが5個追加されたという状態で、この状態に至れば取引完了とするということです。
安全性を重視する取引所であれば、承認回数6回で送金されたビットコインが口座残高に反映され、安全性ではなく、送金されたビットコインが口座残高に反映されるスピードを重視する取引所であれば、承認回数1回としている取引所もあります。
承認回数の確認の仕方
承認回数は、オンライン上に公開されているブロックチェーンを見て確認できます。自身の取引のブロック番号を探し、そのブロック番号から現在のブロック番号の数字がどれだけ増えたかで承認回数を計算します。
手数料との関係
ビットコインの送金は、例えば、AさんがBさんにビットコインを送金する場合、AさんはBさんのビットコインアドレス(受け取る側のビットコインアドレス)にビットコインを送金します。すると、マイナーがその取引のマイニングを行います。
※ビットコインの取引が正常に行われたことを承認する作業を「マイニング」といい、マイニングを行う人を「マイナー」といいます。
そのマイニングが成功してブロックチェーンに新しいブロックが追加されればその取引は完了し、Bさんのビットコインアドレスにビットコインが反映されるという仕組みになっています。
ビットコインを送金する際に支払う送金手数料は、マイナーの収益になるため高い送金手数料を支払った方が承認が優先され、取引完了までの時間が短くなります。
動画で解説
当ページはYouTubeで動画の解説も行っています。
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